【見積もりからの急転直下!こだわりのスマート充電環境を手に入れるまでの2日間】
ボルボ EX30 クロスカントリー(EX30CC)が納車され、いよいよ電気自動車(EV)ライフが本格スタートしました。
EVライフを快適に、そして経済的に送るために不可欠なのが自宅の基礎充電環境です。
今回は、私がこだわった「スマート充電」を実現するために、見積もり段階から機種変更を経て、2日間にわたる難工事の末に完成した自宅充電設備(Panasonic ELSEEV hekia S Model3 6kVAモデル)の設置工事をレポートします。

(最初にいただいた見積書。ここからドラマが始まります)
## なぜ見積もり時の「DNH3611」をやめたのか?スマート充電へのこだわり
当初、千葉県にある施工業者「リアコス」さんからいただいていた見積もりでは、充電器本体はPanasonicの「DNH3611(ELSEEV cabi 3kWモデル)」でした。
しかし、私がどうしても実現したかったのは、家の電気使用量(アンペア量)に応じて、EVへの充電量を自動でコントロールしてくれる「スマート充電(デマンドコントロール)」です。
例えば、夕食時にエアコン、IHクッキングヒーター、電子レンジを同時に使っている時、EVへの充電までフルパワーで行われると、最悪の場合、家のメインブレーカーが落ちてしまいます。これを防ぐため、家全体の電気が逼迫している時は充電器側の出力を自動で落とし、余裕ができたら出力を上げる、という賢い制御が欲しかったのです。
残念ながら、当初予定のDNH3611では、この高度なデマンドコントロール機能に対応していませんでした。
そこで、リアコスさんと相談し、急遽、この機能に対応した高機能モデルへと機種変更することにしたのです。
## 工事初日:基礎配線とWi-Fi環境の整備
機種変更により、スマート充電に対応した本体の到着を待つことになりましたが、工事自体は予定通り進めることになりました。
初日は、主に電源の確保と外壁までの配線ルート構築です。

(我が家の配電盤。ここからEV用の200V電源を取り回します)
まずは家の中の配電盤(分電盤)から、200Vの専用回路を引き出す工事からスタート。
ここから天井裏や床下を通して、充電器を設置する外壁までケーブルを通していきます。

(天井裏(点検口)に潜り込み、配線ルートを確認・施工する職人さん)

(床下収納を外し、床下の基礎部分を通して配線を通します)
今回のシステムでは、充電器本体と宅内のHEMS(AiSEG2)が通信を行う必要があるため、通信環境の整備も重要です。
配電盤付近には、スマート充電の制御信号を送受信するためのWi-Fi中継機もこの日に設置されました。

(床下の通気口のような場所から、宅内から引いてきた配線を屋外へ出します。ここが後にドラマを生みます…)
初日は、この屋外へ配線を通す工程までで終了。充電器本体の設置は後日となりました。
## 工事2日目:機種変更!「ELSEEV hekia S Model3」到着と苦戦した配線
日を改めて、新しい充電器本体が到着しました。
実際に取り付けることになったのは、Panasonicの「ELSEEV hekia S Model3 DNHA4611」です。
このモデルは、最大6kVA(約6kW)の高出力充電に対応しており、別売のAiSEG2(EconetLite準拠)と連携することで、私が求めていたデマンドコントロール(スマート充電)が可能になります。

(職人さんが外壁にDNHA4611の取付ベースを設置しています)
しかし、ここで予期せぬトラブルが。
この日来てくれた職人さんが非常に大柄な方で、初日に床下を通して屋外へ出した配線を、新しい充電器の位置に合わせて再度外に戻す作業に、体格的に非常に苦戦されていました。
見ているこちらが申し訳なくなるほどでしたが、プロの根性で見事に通していただきました。

(苦労の末、壁にしっかりと設置されたDNHA4611。)

(充電器の下部。配線は配管で保護され、綺麗に処理されています)
これで本体の設置は完了。続いて宅内のHEMS機器の設置です。
## 最難関!AiSEG2(HEMS)との接続と職人さんの執念
スマート充電の「脳」となるのが、このPanasonic AiSEG2(MKN704)です。
これを宅内のネットワークに接続し、充電器本体と連携させる必要があります。

(配電盤付近の様子。左側にWi-Fi中継機、右側にDNHA4611用の計測・通信用の基板が収められています)

(これがAiSEG2本体。リビングなどに設置し、家全体の電気の使用状況を可視化・制御します)
本体の設置は順調に終わりましたが、ここからが本当の大変でした。
スマホのアプリと充電器本体が、なかなか接続できないのです。
ネットワーク設定、AiSEG2の設定、アプリの連携…。
職人さんが数時間かけて、汗だくになりながら原因を突き止めてくれました。
原因は、DNHA4611特有のハードウェア設定にありました。
この充電器は、家の契約アンペア数(我が家は60A)に合わせて、本体内部の基板上にある「コードのようなもの」物理的に差し替えるなどして設定を切り替える必要があり、その設定手順が非常に複雑で難解だったようです。
もし、ご自身でDIY(※電気工事士資格が必要です)や、EV工事に不慣れな業者に頼んでいたら、ここで詰んでいたかもしれません。リアコスさんの経験豊富な職人さんの執念に感謝です。
## まとめ:災害時にも頼れる「動く要塞」の完成
数時間に及ぶアプリ接続との格闘の末、無事にすべての工事と設定が完了しました!

(完成したPanasonic ELSEEV hekia S Model3 DNHA4611)
スマホアプリから、家全体の電気使用状況を見ながらEVへの充電電流を手動で変更したり、AiSEG2が自動でブレーカー落ちを調整してくれる環境が整いました。これで、夕食時にエアコンやIHをガンガン使っても、安心してEX30CCを充電できます。
当初の見積もりからは金額も上がり(※具体的な値引き金額は伏せますが)、2日出がかりの工事となりましたが、妥協せずにスマート充電に対応した「DNHA4611」と「AiSEG2」を導入して、本当に大満足です。
EVは単なる移動手段ではありません。69kWh(EX30 Ultra Single Motor Extended Rangeの場合)もの大容量バッテリーを持つEVは、災害時や停電時には車の中で数日過ごせる頼もしい存在になります。
私は、このEX30CCを単なる車としてではなく、常に満充電を維持し、災害時にもしっかり動く、家族を守るための「要塞」として重宝していきたいと考えています。
そのための完璧な基礎充電環境が、ここに完成しました。
千葉県近郊でEV充電器工事を検討されている方は、今回の私のこだわりの機種変更にも柔軟に、そして粘り強く対応してくれた「リアコス」さんをオススメします。

これからは、この充電環境を基盤に、EX30CCとのEVライフ(電費検証やGoogleインフォテインメントの使い勝手など)を、iPhone 17一台でどんどん発信していきますので、ぜひご期待ください!


- Qオススメの充電器を教えてください
- A
シンプルな3kwコンセントですと5-10万で済むのでオススメです。逆に太陽光がある方は対応車種であれば補助金のある際にV2H充電設置をオススメします。
- Q6kw充電させるためのコツは
- A
安定させて6kw充電させるには80Aが欲しいので電力会社の契約アンペアを見直すことです。
- QV2Hや太陽光も検討しているのですがどうでしょうか?
- A
まず車がV2Hに対応しているか確認します。その後、V2Hや太陽光の補助金が出る時期があるのでその期間に工事の施工から終了までをするとお得です。


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